猫って不思議な生きものだと思います。
彼らは多分こちらの思惑など関係なく、自分で生きたいように(許される環境の中で)生きているのだろうけれど、こちらは彼らに多分な影響を受けてしまっているようだ。
▲いつでも僕たちを癒してくれるうらら君
以前、マック(わんこ)と暮らしていた頃はさほど感じたことは無かった自分の変化をうららと暮らすようになってから感じています。もっとも、これは自分の年齢のせいもあるのかもしれないけどね(笑
で、その変化というのは、自分で言うのもなんだけど
なんか最近の自分って優しくなったんじゃない?ってことです(笑
これはうららに対してというだけでなく、妻に対しても、仕事の仲間に対しても、それから自分に対しても以前よりずっと柔らかな視線で見ることができるようになったと思えるのです。
▲珍しいお散歩の写真
最近は外に出るのを嫌がって、一緒に散歩してくれません
長いこと夫婦をやってきた経験のある人にはわかるだろうが、何十年も夫婦をやっているとだんだん会話も少なくなり、二人の間に何か接着剤というか緩衝材というか、とにかく二人の間をちょうどいい距離感でつないでくれるものが必要なときもあります。
子供たちが同居しているときは子供たちがその役回りを果たしてくれていましたが、それぞれ自分の道を歩み始めた今ではうらら君がその役を引き受けてくれています。
もちろん本人にそんな意識があろうはずもないですけれどね(笑
うららがいてくれることで二人の間に共通の感覚(それは親としての感覚で、母性とか父性とかいうものに近い)が生まれ、その感情はひとりうららに対する感情にとどまらず、妻や娘たちに対しても職場でもいつでも穏やかに微笑んでいられるようになりました。
何かで読んだ話だけれど、もしも世界から猫がいなくなったら本当に世界はもっとギスギスしたものになってしまうかもしれない…などと普通に考えてしまう猫バカになった自分を自覚する今日この頃です。
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