うららの話の前にどうしても話しておかなければいけないことがある
それは愛犬マックのことです
▲今思えば私にとってマックは相棒のような存在でした
マックとの出会いは今から22年前のことでした。
下の娘が小学生の5年生のとき、近所のお宅のワンちゃんに子供が産まれて、里親をさがしているとのことで、どうしても飼いたい「クリスマスのプレゼントもいらない、散歩も必ず毎日行くから」と、どこの子どもも必ず言うであろうセリフをついつい信用して許してしまったのでした(笑
約束はしたものの案の定娘がマックの世話らしきことをしたのはほんのわずかな期間だけで、ほとんど遊び相手としての関係だけになり、結局それから17年間のマックの世話は私の役目となりました。
犬の世話は楽なものではありません。散歩に行くのも毎日が晴れて気持ちのいい日ばかりではないですし、嫌がるマックをなだめながらシャンプーしたりとか…それでもマックはまだ手のかからない犬だったと思います(手をかけなかっただけかもしれませんが)
マックは家の外で飼われていたし、猫と犬の違いもあるので、うららのように無条件に甘やかすということはありませんでした。
こちらがどんなに素っ気ない態度をとっても、私の顔を見るとマックはいつだって最高に嬉しそうな態度で絡みついてきました。
今思うと、もう少し無条件に甘やかしてあげることがあってもよかったんじゃないか?
いや、もっともっと甘やかしてあげるべきだった…と、あの頃のことを思い出す度に胸が痛くなります。
マックが亡くなって今年で丸5年…
あの日私が仕事をしている間に亡くなっていたマックに気がついたのはもうお昼近くになった頃でした。
その数日前からだいぶ具合が悪くなっていたマックがもう長くないことはある程度覚悟はしていました。
しかし、冷たくなったマックを抱き上げたとき涙が溢れて止まりませんでした。
そしてその翌日からマックと毎日歩いた散歩道を歩くことができなくなり、家から出ることすら少なくなってしまったのです。
そんな日々が一年近く過ぎるなかで、私の様子を心配した奥さんが「ネコ飼ってもいいかもね」と冗談ぽく言ってくれたりしていました。
そこにお客さんからの仔猫の話があったものだから…(笑
そんなことで、ある意味、私がうららに出会えたのはマックのおかげであるわけで
そんないきさつからも、うららにはマックにしてあげられなかったこともたくさんしてあげたいと思っています。
コメント
[…] 以前、犬と暮らしていた頃はさほど感じたことは無かった自分の変化をうららと暮らすようになってから感じています。もっとも、これは自分の年齢のせいもあるのかもしれないけどね( […]